カテゴリ:うちの中のこと( 15 )

階段が怖い

先日、下の子と買い物に行った時のこと

8階の本屋さんに行って、駐車場に戻るためエレベーターに乗ろうと思ったら
人がいっぱいで乗れなかった
じゃあ、運動がてら階段で下りようかってことに

ある程度まで下りた時、前に出るはずの右足のつま先がワイドパンツの裾に
引っかかった
右足が宙に浮いた状態で、軸になっていた左足の重心は前に移動し
支えるものがないまま体は前のめりに…
手すりにつかまろうと左手を伸ばすも、手すりはなかった
落ち続ける体を止めようにも、つかまるものが何もなかった

下に落ちるばかり・・・

10段ほど下の踊り場まで落ち切った時は


ああ、ようやく止まった・・・


と、落ち着いている自分がいて、ため息なんかついてしまった


瞬間動かない私を見て、下の子は焦ったようだ


「なにやってんの?」

と言うのが精一杯だったみたいで…


右前半分ズレ落ちたワイドパンツをたくし上げ、右足の脛が
痛かったからめくって見たら、縦に裂けたような傷があって
今からあざになるな…という状態

立てたから骨折はしていないと思ったけれど、駐車場まで歩く時に
右足の脛がズキズキ痛いのと、隣りでクスクス笑う下の子を
「なに、笑ってんのよ」
とぶっ叩こうにも左腕が重くてよく上がらない

なんとか家に帰って、もう一度脛を見たら、
ギョギョ!!
脛にたんこぶというのか、唖然とするくらい腫れ上がっていた

すぐにかかりつけの整骨院に行って、見せると
「うわっ!」
って先生は顔をしかめた





あれから1週間



脛にはまだ小さなこぶが残っていて、内出血した血が足首の方まで下り、膝下が黄色のような紫のようなひどい色になっている
まあ、ミニスカートはくわけじゃないからいいけど!
左腕はすごい勢いでついた衝撃で軽いムチウチになったようで、左肩全体が痛い



しかし、どの人に話しても

ホント、顔からいかなくて良かった…
骨折しなくて良かった…
頭打たなくて良かった…


10段も落ちて、この程度で済んだのは、奇跡に近いと言われる



自分でもどんな格好で落ちたのかわからない
スーパーマンみたいな格好で落ちたはずなのに、
腕と足以外はどこにもあざがない
上半身は浮いていたのだろうか?
白い服がまったく汚れていなかったのだ


不思議だ…



下の子に
「代わりにお母さんが落ちたから、来年兄貴は合格するね」

母はいつでも子供のために、全力投球である




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by petit_memo | 2018-09-15 21:28 | うちの中のこと | Trackback

差し入れ

腰椎圧迫骨折になってから、入院生活が続いているおばあちゃん
内臓疾患ではないので、食事に特に制限はないけれど、
自宅とは違って食べたいものだけ・・・とはいかない

栄養士がついて、栄養や塩分、きざみ食だったりとろみをつけたり・・・
ありがたいことに、そうやって提供された食事を食べているせいか
おばあちゃんの体調は今までになく良い

で、時々はそこで出ないものが食べたくなる

鰻を食べたいというので、職員に確認したら
「持ち込みで食べさせてあげるのはいいですよ」
と言ってもらえたので、ミニミニサイズのうな重を差し入れで持って行ったら
「おいしい・・・」
とパクパク
あっというまに平らげた


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おばあちゃんが寂しくないようにと、自宅に飾っていた写真や姪が描いた絵を持ってきてある


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しかし99歳で、その食欲はすごいよ!!





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by petit_memo | 2018-05-14 18:31 | うちの中のこと | Trackback

きまぐれケーキ

5月7日は、母の命日

もう丸3年が経つ
早いような長かったような・・・
どんなに時間がたっても、あの日のことは鮮明に覚えている
でも、未だにその現実を受け入れられなくて、あの日と今は繋がらない

あの日も平日だったけれど、今年も月曜日でみんなが集まるのは難しいので
少し前倒しで、連休中にみんなで食事をした

お店は、母が好きだったイタリアンのお店
時々一緒にランチをしたお店だ
母が頼むのは、決まってカルボナーラとアイスコーヒーときまぐれケーキ

「きまぐれケーキ」はこのお店オリジナルのもので、シンプルだけどおいしい
だが、一皿がかなり大きいので、2人で半分くらいのカウントで、4つオーダーした

すると
「こちらのケーキ、かなり大きめなのですが・・・」
と店員さんがわざわざ言いに来たので、
"4つで大丈夫ですか?"
と言われるのかと思いきや
「これで、4人分なんです」
と長〜いお皿にかなりのボリュームのきまぐれケーキが切っていない状態でのっているのを持ってきて
「もしよろしければ、このまま切らないでお出ししようかと・・・」


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ええ!!??こんなに!?



大食漢の男衆もいたので、
「じゃあ、お願いします」
と、そのままテーブルに置かれて、
「今日はこれで完売です」
とにっこり笑って、店員さんは去っていった

店中のお客さんが、こちらを見ている・・・


もうずいぶん昔から来てこのケーキは食べているけれど、こんなこと初めて!!

「おかわりしてもいいから、自分が食べられるだけの量をとってよ」
と言われていたけれど、姪たちは目を輝かせながらちょこっとスプーンの位置をずらして、ざっくり自分のお皿にとっていた

楽しいよねえ〜

甘党の男衆も、ざっくり、またざっくり

私も、自分で量を調整できたので程よい加減で、満足!

他にも
「これ、食べてみたい」
と頼んでいたチョコムースを、いつのまにか姪たちは仲良く半分ずつして
「これ、すごーくおいしいチョコプリンみた〜い」
と目をハートにして、かるく完食!!


きっときっと、このきまぐれケーキが好きだった母がしてくれたことにちがいない
父と母が、一緒に座って笑いながら見ていたんだろうな



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by petit_memo | 2018-05-08 12:32 | うちの中のこと | Trackback

腰椎圧迫骨折

先日、誕生日会のために集まったお店は2階にある。
お店に入るには自力で階段を上がらなくてはならない。

その階段もゆっくりではあるけれど、自分で上って下りて楽しい時間を過ごしたおばあちゃん。

2日後、3ヶ月に1度の整形外科の定期検診だったので、朝
「今から迎えに行くよ」
って電話をしたら、
「昨日の晩から、腰がモーレツ痛くて、救急車で病院に行くようかも」
と言う。
普段、あまり自分から痛いから・・・調子悪いから・・・「病院に行く」と言わないのに
「救急車で病院に行く」と自ら言ったので、これはただごとではないと思った。

家に着くと、おばあちゃんはベットに横になっていた。
横になっている分には何も痛くないけれど、体を起こすと痛くて
歩いてトイレに行くのもたった3mくらいの距離なのに、10分はかかると言う。

もう、私の車まで歩くのも無理そうだったので、ケアマネージャーに電話して
介護タクシーを呼んで病院まで行った。

この介護タクシーの運転手さんは、前にもお世話になったことのある人だったが、
なかなか病院の駐車場にとめられなかった私の代わりに、診察券を出して受付も済ませ
私が到着するまでおばあちゃんの隣にいてくれた。
本当に助かる。

おばあちゃんの腰は、診察の結果「腰椎圧迫骨折」だった。

なぜ?

と思ったけれど、その10日前におばあちゃんはベランダで水の入った重い花瓶を
持って転倒してしりもちをついていた。その時は擦り傷と多少の打ちみで特にひどい痛みは訴えず
しかも2日前にはお店の階段を上り下りしていたから、それがなぜこんなに遅くに症状が出るのかつながらなかった。

でも、ケアマネージャーさんに言わせれば、たとえば頭を打った時、若い人だと
すぐに頭痛がしたり吐いたりするけれど、高齢者だと血管の切れ方もほんの少しで
じんわりじんわり出血して1ヶ月後に症状が出ることもあるらしい。

おばあちゃんの場合、尻もちをついた時に骨がつぶれたようだった。

とても家には戻れなかったので、そのまま入院になり、少し経ってからリハビリが始まった。
痛みが取れないので、なかなか思うようにリハビリも進まなかったけれど、入院して10日目くらいに私はケアマネージャーさんとリハビリの様子を見に行った。
やはり歩くのはまだまだ困難で、次にやったのが、横になった状態で、なんと足に1キロの重りをつけて(計2キロ)、片足ずつ上げる動作をしたのだが、おばあちゃんはなんなくやってのけた。しかも軽く10回ずつ・・・。

私500gのダンベルを持っているけれど、けっこうずっしりくる。
なのに、1キロの重りをつけた足を、先生がいいよというまでずっと上げたり下げたりしてるのだ。

す、すごい身体能力・・・
これで、本当に98歳ですか?

これなら腰の痛みさえ取れれば、また家で一人暮らしできるな
私はそう確信した。

がんばれ!おばあちゃん!





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by petit_memo | 2017-06-15 11:46 | うちの中のこと | Trackback

誕生日会

先日の運動会の晩、旦那の誕生日会をやるので、みんなで集まった。

旦那は
「恥ずかしいから、やめてくれ〜」
と言うのだが、お店のスタッフの愛のこもったHappy Birthday169.pngの歌のプレゼントと
ポラロイドで撮る集合写真のプレゼントをいただき、
さらに誕生日の人にはこんなケーキが振る舞われて・・・!

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いくつになっても、誕生日というのは特別な日である。



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by petit_memo | 2017-06-13 11:45 | うちの中のこと | Trackback

結婚記念日

4月5日は、私たちの結婚記念日
そして、両親の結婚記念日でもある。

お父さんとお母さんは何回目の記念日かな?
私たちは20回目だよ。
時が経つのは早いねえ・・・

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by petit_memo | 2017-04-16 16:51 | うちの中のこと | Trackback

98回目の誕生日

先月3月1日で、おばあちゃんは98歳になった。

おばあちゃんは強靭な体と強運の持ち主。
関東大震災も太平洋戦争もくぐり抜けてきた人。
今の人にはないものをもっていると思う。

これからも無理をしないで、元気に3ケタ(100歳)をクリアしてほしい。

いつもありがとう。





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by petit_memo | 2017-04-04 15:47 | うちの中のこと | Trackback

そして、退院・・・

入院、4日目。
6時起床。
なんとなく廊下に出て、昨日と同じ窓から外を見た。
なんと、もう朝だというのに、私と同じ目線の高さのあたりにまん丸の月が浮かんでいた。
朝焼けのピンクの空に、ぽっかり浮かんでいたのだ。
不思議だけど、きれいだった。
写真に撮ろうと思ったけれど、うまく撮れなかった。

昨日の午後の検温の時に、やけに顔がほてって
「熱があったらいやだなあ」
と思ったけれど、計ったら平熱。

ほっ!

今朝も、お願いしますよ〜と祈りながら、検温。
結果、平熱。

やったね!!

8時の朝食の途中で、先生が回診に来た。
「大丈夫そうだから、今日退院ね」
とニッコリ!
私もニッコリ!
「先生、本当にありがとうございました。」
と心からお礼を言った。

先生は品があって、母のように優しく頼もしかった。
手術着を着ている姿は本当に格好良かった。

10時頃、旦那が迎えに来てくれた。
退院後の指導書みたいなものをもらったけれど、
食事制限なし
安静の制限なし
入浴の制限なし
退院、おめでとうございます
と書いてあった。

「入浴、制限なし」には驚いた。
まだ私の体の中には、腎臓から尿道まで管が入っていたからだ。
これは10日後に取ることになっていた。

支払いなどを済ませて、久しぶりに重い上着を着て外に出た。

ああ、シャパの空気はうまいぜ!!

歩けそうだったから、近くのお店でお茶した。
絶対に病院では出ない、クロックムッシュとアイスコーヒーを・・・。
でも、久しぶりに食べた洋風の食べ物は、思いの外私にはハードだった。
すっかり和食に慣れてしまったのか、まだ完全復帰していないゆえか・・・。
そのあともお店の中のモニターの動いている画面を見ていると、くらくらした。
ゆっくりしか歩けなかった。

車で40分・・・

4日ぶりの自宅。
クッキーが出迎えてくれた。

やっぱり家は素晴らしい。
すぐにシャワーに入って、横になった。
なんだか体がふわふわする。
横になっても眠くはならなかった。
夕方、子供達も帰ってきて久しぶりのご対面。

夜は、みんなで快気祝いをしてくれた。

その後、しばらくは体の中の管のせいか、トイレが近く、しかも急に尿意を催す。
あわててトイレに行くも、きゅーっと管が入っているあたりが痛くなる。
出終わった後は、膀胱炎みたいな痛みがあって・・・
と、トイレに行くのが怖かったし、外出も怖くてできなかった。
体も疲れやすく、早く体力つけたいなあと思いながらもなかなか回復せず、
外も寒かったので家にずっとこもっていた。

そして、管を取る日がやってきた。
どうやって取るんだろう?
痛くないのかな?
先生は、一人で車で病院に来て大丈夫と言っているから麻酔は使わないんだろう・・・

???
だったけれど、いざ病院に行ってみると、内視鏡を入れながら管を取ったのだ。
管は30cmくらいあった。
管を取ること自体は、まったく違和感も痛みもなかったのだが、内視鏡を入れるのが
ぎゃーーっ!!!っていうほど痛かった。
終わってしまえば、別にどうってことなかったけど・・・と言いたいが、その日は
トイレに行くと、尿管すべてが痛かった。

トイレに行きたくない・・・
行くときは、覚悟を決めた。

そんなに痛いのに、翌日は何も痛くなかった。

その2週間後、造影剤を入れてのレントゲンで最終チェックをして、ようやく今回の治療全てが終わった。
先生をはじめ、どの看護師さんも本当に良くしてくれた。
家族にも色々と大変な思いをさせてしまったし、友達や妹、おばあちゃんもメールや電話で応援してくれた。

心から、みんなに感謝です。

できる限り、石ができないように、できても大きくならないように、
日々、運動して、たくさん水分とって、バランスのとれた食事、質の良い睡眠がとれるよう
努力します。

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by petit_memo | 2017-02-13 19:47 | うちの中のこと | Trackback

手術の翌日

翌朝、6時頃自然に目が覚めた。
検温すると7度5分だった。
でも気分はいい。

朝一番で、足マッサージを取ってもらった。
うわ〜、足元すっきり!!

「普通に歩いて大丈夫ですからね」
と言われて、すぐ近くの洗面所まで歩いていく。

次に点滴が取れた。
心電図の機械も取れた。

もう、どんどん取っちゃって〜!!

最後に先生の許可がおりて、尿道のカテーテルも取れた。

きゃー!!身軽!!
再び、自由を手にいれた。

朝、回診に来た先生に
「今朝、7度5分だったんですけど、大丈夫でしょうか?」
と聞いた。
術後、熱が出たら退院が延びると言われていたからだ。

「手術したあとだもん、それくらい熱は出るわよ。朝は食べられたんでしょ?
このまま、今日何もなければ、明日退院にしましょ」
と言われて、ほっとした。

気分転換に下の売店に行ったり、ベットで本を読んだり、気ままに過ごした。
動けるとは言っても、やはりかったるさはあった。

あんなに量が足りないと思った食事も、術後は頑張って2/3しか食べられなかった。
食欲はあるのだが、そこまで食べるともう満腹なのだ。

胃が小さくなったのかも!!
痩せるチャンス!

夕方、廊下の端にある大きな窓から、外を見るときれいな夕焼けに富士山が逆光で影絵のようにくっきり浮かび上がっていた。
ああ、外はこんなにきれいなんだ・・・。

外の世界が、まるでフィルターを通しているように見えた。
入院して3日目なのに、外で自由に生活していたのが遠い昔のことのように思えた。

夕食を済ませ、さっさと寝支度を終えると、まだ8時。
また読書にふけった。
こんなにゆっくり本を読める時間はなかなかない。
消灯が過ぎても、なかなか眠れなかった。
ああ、このまま何も起こらなかったら、いよいよ明日退院!!

夜中、何度か目が覚めたけれど、なんとか翌日の朝を迎えることができた。

3日目、終了



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by petit_memo | 2017-02-12 10:21 | うちの中のこと | Trackback

手術

入院2日目。

明日は、手術かもしれない、ドキドキ・・・
って寝られなかったらどうしよう・・・?

なんて心配はまったく無用だった。
5時半までぐっすり!

6時から点滴が始まるというので、それ前に顔を洗っておきたかったのだ。

だいたい予定通り6時過ぎに点滴が始まった。
もう飲めないし、食べられない。
でもおなかがすいてすいて・・・ってことは全然なかった。

8時頃、同室の人は朝食。
いい匂いがしてくる。
いいなあ、食べられるって幸せね・・・。

9時頃、血栓予防のきつーい靴下をはかされた。

9時半頃、旦那が来た。
子供達はいつもなら、私が何度も呼んでようやく起きるのに、自発的に起きて
自分のご飯を自分で用意して出て行ったそうだ。
なんだ、やればできるんじゃん!!

手術はだいたい10時45分くらいには呼びに来ると聞いていた。
その間に、手術用の浴衣みたいなパジャマに着替え、ベットの上で待つ。
待つ・・・
待つ・・・
待つ・・・

ようやく看護師さんが来たと思ったら
「前の手術が遅れているみたいでまだ連絡が入らないんです。もう少し待ってくださいね」
と。
もう12時近かったので、
「先にご飯食べてきていいよ」
と旦那にお昼を食べに行ってもらった。

旦那が出て行った5分くらいあとに
「もう少しで手術室にいきますからね」
と・・・。

旦那がいない間に、看護師さんが呼びに来て、歩いて手術室へ。
今まで何度か身内の手術に一緒に行って、手術室の前まで行ったことがあり
あの、重々しい扉が何枚もあって奥に奥に入っていくのを知ってたいから
あまりドキドキせず入って行った。

すると、いかにも手術の助手です!みたいなシャンプーハットをかぶった看護師さんが
何人も来て
「最終確認しますね。マニュキャアはつけていませんね、朝から何も食べていませんね」
などといくつか質問されて、
「では、こちらへ・・・」
と案内された先には、ドラマでよく見る手術台があった。
頭上には、あの丸がいっぱいの電気があって・・・。

ドラマだと救急搬送されて、次のシーンではもう手術が始まっていて・・・となるけれど、
私の場合は、よっこらしょ!と自分で手術台に乗る。

「手はここにのせてください」
「足は伸ばして・・・」
「おでこにちょっとざらざらするものをつけますよ」
とモーレツ手際よく準備が進む。
「では、着ているものは脱ぎますね」
とあっという間に裸にされ(あっ、もちろんタオルはかかっているので丸見えではない)、
「はい、おおきく深呼吸して、はい、もう一度!、深呼吸ですよ〜」


・・・・




「終わりましたよ」
と起こされた。

もう、なんで人が気持ちよく寝ているのに起こすのよ〜

はっ!!
手術してるんだった!!

と、我に返った直後、足元の方から
「石、3つとも取ったからねえ!!」
と先生の声が聞こえてきた。確かにあれは先生の声だ。
「ありがとうございます」
と麻酔でモーローとしながらも、必死にこたえた。

そして、次に目が覚めると、ちゃんとパジャマを着て、部屋に戻っていた。

看護師さんが
「何か欲しいもの、ある?」
と聞いてくれたので
「口の中がカラカラです」
と答えると
「そうよね、そのまま横を向いて、飲まないでうがいして」
とすぐにスーッとする水を口にふくませてくれた。
それで3回うがいすると、不思議とその後は一度も喉の渇きを感じなかった。

手術は2時間弱かかり、部屋は西日で一番暑くなる時間帯だったのに、私の下には電気毛布が敷かれてあった。
ちょうどよかった。

で、しばらくすると、急に暑くなってきて、旦那に電気毛布の電源を切ってもらった。

足には、血栓防止の足マッサージみたいなのがついている。
尿道にはカテーテルも入っていた。
左手には点滴が・・・
そして、酸素マスク・・・

酸素マスクをしている方が息苦しかった
足マッサージもわずらわしかった。

でも、酸素マスクはあと3時間、足マッサージは明日の朝までつけておくと言う。

だんだん暑くなってきた。
頭もモーローしていたけれど、そろそろ子供達も帰ってくる時間だったので、旦那には帰ってもらった。
看護師さんが氷枕を持ってきてくれて、とても楽になった。
寝返りもうっていいと言われたので、ちょっと横をむいた。
うつらうつらしていたけれど、時々看護師さんが血圧や体温を測りにくるので目が覚める。

「夕食から食べていいって先生から言われたので、今夜から食事がとれるわよ」
と言われて、ああ、順調なのねと安心。そして
「ああ、7度5分におちてきたから良かった」
と言われ、暑かったのは熱が出ていたからだとわかった。

まもなく夕飯が運ばれてきた。
「今日は足を下に下ろせないので、ベットの上に台をおきますね」
と今夜の夜勤の男の看護師さんがセットしてくれた。ベットもリクライニングで起こしてくれた。
目の前には、おかゆではあったけれど、おかずはチキンのソテー。いたって普通食。

今思うと、まだ熱が高かったのだろう。
絶対に口をあけたくない!!っていうほど、食欲がなかった。
じーっとしばらくおかずをガン見したのち
「やっぱり食べられない!いいや、無理して食べないで。痩せるし!!」
とまったく手をつけなかった、いや、つけられなかった。

消灯を過ぎても、枕元の電気はつけておいた。
夜勤の看護師さんに
「電気を消しましょうか?」
と言われたけれど、
「今、体にいろいろとついているし、もし寝ボケるとまずいので、今夜はつけておきます」
と言った。

さっきリクライニングしてわかったのだが、心電図用の機械も胸についていて、寝返りをうつたびに
いろいろな管がからまる。ベットを起こせば、手元においてある携帯と心電図用の機械が滑り台を滑っているように
ざざーっと落ちてくる。寝返りも足マッサージをつけているから、膝をたてることができない。
上半身と腕の力だけで体を動かさなくてはならないのだ。
夜中、喉が渇いて目が覚めた。夕飯の時に入れてもらったコップのお茶はそろそろなくなってしまう。
自分で水を入れに行くこともできない。一種の恐怖だ。
ちょうどその時に、点滴の残りを確認をしに看護師さんが来たので、頼んで水を入れてもらった。

自分で動けない、人に頼まなくてはならない・・・

なんと歯がゆく、不自由なことだろう。

また、うちわであおぎたくなるくらい暑くなった。
口の中がなんとなく渇いた。
熱が出てきたのだろう・・・。
麻酔がまだ残っているのか、いつの間にかまた眠ってしまった。

2日目、終了

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by petit_memo | 2017-02-11 16:29 | うちの中のこと | Trackback

今日という日はもう二度と戻らない。この瞬間も…。だから大切な時間の記録を残したい。あとで読み返した時に、くすっと笑えるように。 当サイトの掲載物の無断掲載、転載、複写、複製は固くお断りします。


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