手術

入院2日目。

明日は、手術かもしれない、ドキドキ・・・
って寝られなかったらどうしよう・・・?

なんて心配はまったく無用だった。
5時半までぐっすり!

6時から点滴が始まるというので、それ前に顔を洗っておきたかったのだ。

だいたい予定通り6時過ぎに点滴が始まった。
もう飲めないし、食べられない。
でもおなかがすいてすいて・・・ってことは全然なかった。

8時頃、同室の人は朝食。
いい匂いがしてくる。
いいなあ、食べられるって幸せね・・・。

9時頃、血栓予防のきつーい靴下をはかされた。

9時半頃、旦那が来た。
子供達はいつもなら、私が何度も呼んでようやく起きるのに、自発的に起きて
自分のご飯を自分で用意して出て行ったそうだ。
なんだ、やればできるんじゃん!!

手術はだいたい10時45分くらいには呼びに来ると聞いていた。
その間に、手術用の浴衣みたいなパジャマに着替え、ベットの上で待つ。
待つ・・・
待つ・・・
待つ・・・

ようやく看護師さんが来たと思ったら
「前の手術が遅れているみたいでまだ連絡が入らないんです。もう少し待ってくださいね」
と。
もう12時近かったので、
「先にご飯食べてきていいよ」
と旦那にお昼を食べに行ってもらった。

旦那が出て行った5分くらいあとに
「もう少しで手術室にいきますからね」
と・・・。

旦那がいない間に、看護師さんが呼びに来て、歩いて手術室へ。
今まで何度か身内の手術に一緒に行って、手術室の前まで行ったことがあり
あの、重々しい扉が何枚もあって奥に奥に入っていくのを知ってたいから
あまりドキドキせず入って行った。

すると、いかにも手術の助手です!みたいなシャンプーハットをかぶった看護師さんが
何人も来て
「最終確認しますね。マニュキャアはつけていませんね、朝から何も食べていませんね」
などといくつか質問されて、
「では、こちらへ・・・」
と案内された先には、ドラマでよく見る手術台があった。
頭上には、あの丸がいっぱいの電気があって・・・。

ドラマだと救急搬送されて、次のシーンではもう手術が始まっていて・・・となるけれど、
私の場合は、よっこらしょ!と自分で手術台に乗る。

「手はここにのせてください」
「足は伸ばして・・・」
「おでこにちょっとざらざらするものをつけますよ」
とモーレツ手際よく準備が進む。
「では、着ているものは脱ぎますね」
とあっという間に裸にされ(あっ、もちろんタオルはかかっているので丸見えではない)、
「はい、おおきく深呼吸して、はい、もう一度!、深呼吸ですよ〜」


・・・・




「終わりましたよ」
と起こされた。

もう、なんで人が気持ちよく寝ているのに起こすのよ〜

はっ!!
手術してるんだった!!

と、我に返った直後、足元の方から
「石、3つとも取ったからねえ!!」
と先生の声が聞こえてきた。確かにあれは先生の声だ。
「ありがとうございます」
と麻酔でモーローとしながらも、必死にこたえた。

そして、次に目が覚めると、ちゃんとパジャマを着て、部屋に戻っていた。

看護師さんが
「何か欲しいもの、ある?」
と聞いてくれたので
「口の中がカラカラです」
と答えると
「そうよね、そのまま横を向いて、飲まないでうがいして」
とすぐにスーッとする水を口にふくませてくれた。
それで3回うがいすると、不思議とその後は一度も喉の渇きを感じなかった。

手術は2時間弱かかり、部屋は西日で一番暑くなる時間帯だったのに、私の下には電気毛布が敷かれてあった。
ちょうどよかった。

で、しばらくすると、急に暑くなってきて、旦那に電気毛布の電源を切ってもらった。

足には、血栓防止の足マッサージみたいなのがついている。
尿道にはカテーテルも入っていた。
左手には点滴が・・・
そして、酸素マスク・・・

酸素マスクをしている方が息苦しかった
足マッサージもわずらわしかった。

でも、酸素マスクはあと3時間、足マッサージは明日の朝までつけておくと言う。

だんだん暑くなってきた。
頭もモーローしていたけれど、そろそろ子供達も帰ってくる時間だったので、旦那には帰ってもらった。
看護師さんが氷枕を持ってきてくれて、とても楽になった。
寝返りもうっていいと言われたので、ちょっと横をむいた。
うつらうつらしていたけれど、時々看護師さんが血圧や体温を測りにくるので目が覚める。

「夕食から食べていいって先生から言われたので、今夜から食事がとれるわよ」
と言われて、ああ、順調なのねと安心。そして
「ああ、7度5分におちてきたから良かった」
と言われ、暑かったのは熱が出ていたからだとわかった。

まもなく夕飯が運ばれてきた。
「今日は足を下に下ろせないので、ベットの上に台をおきますね」
と今夜の夜勤の男の看護師さんがセットしてくれた。ベットもリクライニングで起こしてくれた。
目の前には、おかゆではあったけれど、おかずはチキンのソテー。いたって普通食。

今思うと、まだ熱が高かったのだろう。
絶対に口をあけたくない!!っていうほど、食欲がなかった。
じーっとしばらくおかずをガン見したのち
「やっぱり食べられない!いいや、無理して食べないで。痩せるし!!」
とまったく手をつけなかった、いや、つけられなかった。

消灯を過ぎても、枕元の電気はつけておいた。
夜勤の看護師さんに
「電気を消しましょうか?」
と言われたけれど、
「今、体にいろいろとついているし、もし寝ボケるとまずいので、今夜はつけておきます」
と言った。

さっきリクライニングしてわかったのだが、心電図用の機械も胸についていて、寝返りをうつたびに
いろいろな管がからまる。ベットを起こせば、手元においてある携帯と心電図用の機械が滑り台を滑っているように
ざざーっと落ちてくる。寝返りも足マッサージをつけているから、膝をたてることができない。
上半身と腕の力だけで体を動かさなくてはならないのだ。
夜中、喉が渇いて目が覚めた。夕飯の時に入れてもらったコップのお茶はそろそろなくなってしまう。
自分で水を入れに行くこともできない。一種の恐怖だ。
ちょうどその時に、点滴の残りを確認をしに看護師さんが来たので、頼んで水を入れてもらった。

自分で動けない、人に頼まなくてはならない・・・

なんと歯がゆく、不自由なことだろう。

また、うちわであおぎたくなるくらい暑くなった。
口の中がなんとなく渇いた。
熱が出てきたのだろう・・・。
麻酔がまだ残っているのか、いつの間にかまた眠ってしまった。

2日目、終了

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by petit_memo | 2017-02-11 16:29 | うちの中のこと | Trackback

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