我が家の息子たちは小学校低学年から書道を習い始めた。

上の子は、字を書くことが好きだったせいか、ぐんぐん力をつけて初めての個展で銀賞に入り、翌年も金賞を受賞して表彰式の前にみんなの前で書いたりした。

それらをいつも羨望のまなざしで見ていたのは下の子。
上の子が一時スランプに陥った時も、追いつけ追い越せの勢いでぐんぐん力をつけてきた。

学年が違うから比較はできないものの、毛筆も硬筆も段になった。
でも、それ以上に下の子が望んでいたのは個展で入賞し、上の子がもらったのと同じ大きさのトロフィーをもらい、みんなの前で書くことだった。

上の子は中学生になり時間の関係でこの6月退会したが、下の子はひとりになっても続けると言い、変わらず毎週通っていた。



夏休み明け…



先生の健康上の都合でお稽古の内容が大幅に変わり、この教場は今後個展には参加しないということになった。
下の子は一番の目標としていた個展がなくなったことにがっかり。
他の教場に行けば個展には参加できるよと言ったけれど、今の先生に習いたいんだと…。

昨日大幅に変わったお稽古に行ってみたけれど、どうも気が乗らないようで今月末でやめると言う。


そんなことがあった矢先、今日の朝刊に、大学で「書」に目覚め今現在それで仕事をしている人の記事、そして日展などの大きな書展で入賞している人の日々の鍛錬を書いた記事が示し合わせたように載っていた。


たとえ、今やむを得ない事情でいっとき書道から離れても、自分が好きだったら必ずまた筆をとる時が来るだろう。


思いの外、下の子の「書」に対する熱意を感じた出来事だった。




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by petit_memo | 2013-09-12 08:53 | ひとりごと | Trackback